アダルトサイトを作成していると法律を遵守して運営していても機械的・外部要因で無修正の画像がサイトに表示されてしまう経験をしたアダルトサイト運営者の方も多いと思います。
当然ですが、無修正アダルト画像の公開は日本では違法になります。
そのため、無修正画像にモザイク・ぼかし処理を入れて、法令順守の状態にする必要があります。
そんな時に無料ツールで、「無修正画像に簡単にモザイク・ぼかし加工を入れる方法」をサンプルを交えて紹介します。
これからアダルトサイトを運営する方も無修正画像の修正方法は知っておいて損はないので、是非参考にしてください。
もし無修正アダルト画像を公開するとどうなるか
無修正のアダルト画像を自身のアダルトサイトで公開すると、刑法175条「わいせつ物頒布等罪」に抵触する恐れがあります。
わいせつ物とは、最高裁判所で「その内容がいたずらに性欲を興奮又は刺激せしめ、かつ、普通人の正常な性的羞恥心を害し、善良な性的道義観念に反する」ものと定義されています。
しかし、どの程度のものがわいせつ物なのか(芸術作品であればセーフなど)の判断基準は非常にあいまいです。
代表的な判例では「わいせつか否かの判断は法解釈の問題であり、一般社会において行われている良識、すなわち社会通念に従って判断すべきものである」としています。
定義が曖昧だからといってアダルトサイトに載せる画像はほとんどが社会通念状もダメなものばかりですので、必ず無修正画像にはモザイク・ぼかし処理をいれることをおすすめします。
その他アダルトサイト運営に関する法律と逮捕事例をまとめていますので、気になった方は下記をご覧ください。
無料のモザイク・ぼかしツール
モザイク・ぼかしをいれる画像
例としてこの局部モロ出しのライオンの画像にモザイク・ぼかし処理をいれていきます。
Canva
Canvaは、オンラインで画像編集・作成が簡単にできるツールです。
基本機能は無料で、アフィリエイトで必要な画像素材やロゴ、バナーなどを手軽に作れます。
その中の機能で、画像のぼかし加工が可能です。
ぼかし加工には、クラッシックエディターを使用します。
手順
1. ぼかしを入れたい画像をアップロード
2. 対象画像を選択して「画像の編集」をクリック
3. 「ぼかし」ツールを選択し、部分「ぼかし」機能をクリック
4. スライドバーを調整して画像のぼかしを入れる箇所をクリックで塗りつぶし
輝度 | ぼかす部分の明るさ 0(明)~100(暗) | デフォルト値でOK |
スプレッド | ぼかしの強さ 0(強)~100(弱) | アダルト画像は0推奨 |
ブラシサイズ | ぼかす範囲のブラシサイズ 0(狭)~100(広) | お好みで |
5. 出来上がった画像はコチラ
目と局部にぼかし加工を入れてみました。
Fotor
Fotorは、オンラインで画像編集・作成が簡単にできるツールです。
基本機能は無料で、アフィリエイトで必要な画像素材やロゴ、バナーなどを手軽に作れます。
その中の機能で、モザイク加工ができます。
手順
1. モザイクを入れたい画像をアップロード
2. 左メニュー「調整」>「モザイク」をクリック
3. モザイク形状、スライドバーを調整して画像のぼかしを入れる箇所をクリックで塗りつぶし
ドラッグ&ドロップ(クリックしながら)してモザイク加工したい部分をスライドしてください。
モザイク形状 | 四角、三角、六角から選択 | お好みで |
強さ | モザイクの強さ 1(弱)~100(強) | デフォルト20でOK |
サイズ | ぼかす範囲のブラシサイズ 1(狭)~100(広) | お好みで |
4. 出来上がった画像はコチラ
目と局部にモザイク加工を入れてみました。
まとめ
以前は、Photoshop等の有料ツールを使用しないとモザイク・ぼかし加工ができずに苦労した経験が管理人にはあります。
しかし、現在は無料の画像ツールが普及しているため簡単に画像にぼかし・モザイク加工することができるようになりました。
基本的にアダルトサイトは、法律順守で運営していても無修正画像が紛れ込むケースが多々あり、適時対応する必要があります。
法律違反は「知らなかったでは済まされない」ので、普段から気を付けるようにしましょう。
是非、この記事で紹介した無料ツールを活用して健全なアダルトサイト運営を行ってみてください。