これからエロサイトを運営しようと思っても
など様々な不安や疑問がある方もいらっしゃると思います。
そこで今回はエロサイトを運営する上での絶対に守らないといけない重要ポイントと運営していく上での注意点をご紹介します。
この記事は以下の疑問を持った方におすすめです。
エロサイトを運営する上で絶対に守るべき重要ポイント3選
これからエロサイトを運営する方や現在エロサイトを運営している方が絶対に守るべき重要ポイントを3つご紹介します。
これらを守らないと頑張って作ったエロサイトが閉鎖してしまう事態になってしまうので注意してください。
エロサイトが運営できるレンタルサーバーを使用する
ほとんどの国内レンタルサーバーは利用規約でアダルト利用を禁止しています。
これはエロサイトのデータトラフィック(アクセス容量)が多いため、一般サイトに比べてコストが高くなるためです。
そのためアダルト利用が可能な(エロサイトが運営できる)レンタルサーバーを使用しましょう。
安心してエロサイトが運営できるレンタルサーバーを知りたい方は以下をご覧ください。
エロサイトに表示可能な広告サービス(ASP)を利用する
サイトの収入源になる広告ですが、提供しているASPもアダルト利用が可能なところを利用する必要があります。
これはASPに広告掲載をお願いしている企業が表示するサイトを選別していることから起こります。
エロサイトに広告が表示するとマイナス印象になる可能性を企業が除外しているからです。
そのため、エロサイトに表示してもいい広告を取り扱っているASPを利用しましょう。
エロサイトに使用できる広告を取り扱っているASPを知りたい方は以下をご覧ください。
エロサイトで使用できるブログサービスを利用する
初めてエロサイトを運営する方の中には、ブログサービスを使用する方もいると思います。
無料で簡単にサイトを作成できるブログサービスですが、ほとんどのブログサービスではエログの作成(アダルト利用)を禁止しています。
そのため、エログを運営できるブログサービスを利用しましょう。
エログに使用できるブログサービスを知りたい方は以下をご覧ください。
エロサイトを運営する上で守るべき法律3選
前述3つの重要ポイントは、最悪守らなくてもアカウントの停止、サイトの閉鎖など取り返しのつく事態で済みますが、法律を遵守しないで運営していると、法律違反で逮捕されて実生活で取り返しのつかない事態に陥ります。
ここではエロサイトを運営する上で抵触する恐れのある法律、そのケースを紹介しますので、是非一読するようお願いします。
わいせつ物頒布等罪
わいせつな内容の性的な画像、文書、映像、音声などを頒布、販売、公然と陳列、送信、頒布目的で製造・保管するなど、公共の場で流通させる行為を禁止する法律に基づく罪状のことを指します。
刑法では以下のように定められています。
これに該当する可能性があるケースは以下の通りです。
エロサイトでの無修正はアクセスが稼げて禁断の味ですが、そのほとんどが違法になります。
安易に使用することで取り返しのつかないことになりますので注意が必要です。
著作権法違反
著作権者の許可を得ずに、著作物を無断で使用、複製、配布、改変、公衆送信することは、知らずに使用したとしても著作権法違反となります。
著作権法では以下のように定められています。
これに該当する可能性があるケースは以下の通りです。
このうちリーチサイトは、以前はグレーゾーンとされており、海賊版サイトが一般・アダルトサイトを問わずに横行していました。
しかし、2020年10月に施行された改正著作権法で「リーチサイト」の運営者への刑事罰が盛り込まれました。
実際に逮捕者も出ていますので、現在では完全に違法なので注意が必要です。
児童ポルノ禁止法
児童ポルノ禁止法は、未成年者(児童)に関わる性的な表現や画像を製造、配布、所持することを禁止する法律です。
児童ポルノ規制法では以下のように定められています。
これに該当する可能性があるケースは以下の通りです。
児童ポルノはインターネットに公開せずとも、制作・所持しているだけでも問題になります。
児童ポルノは世界的に忌避されている行為ですので、一切関わらないように注意しましょう。
以上3つのエロサイトを運営する上で抵触する恐れのある法律を紹介しました。
法律を守って健全なエロサイトを運営していきましょう。
さらに詳しいエロサイトに関連する法律、逮捕事例を知りたい方は以下をご覧ください。
エロサイトを運営する上での注意点9選
最後に管理人の経験を元にエロサイトを運営していく上での注意点を9つご紹介します。
年齢認証のページをなるべく設置する
日本の法律では18歳未満にアダルトコンテンツを客として提供することは禁じられています。
そこでエロサイトには18歳未満に閲覧させないように年齢認証ページを表示することが求められています。
しかし、これはエロサイトを有料で配信、営業してる(営利目的で営業している)サイトに限った話であり、これは地方自治体で定められている「青少年保護育成条例」や、風営法「映像送信型性風俗特殊営業」で18歳未満のアクセスを制限する旨が定められてることによるものです。
そのため、無料エロサイトであってもなるべく18歳未満のアクセスを除外するページを設置することが望ましいです。
エロサイトにアクセスしたときに表示される年齢認証ページは見たことがある方も多くいらっしゃると思います。
著作権・肖像権を侵害しない
これはどのサイトにもいえることですが、著作権・肖像権を侵害してはいけません。
著作権とはその作品制作者の権利であり、肖像権は作品に写っている個人の権利です。
それを無許可で掲載(サンプル動画・画像は規約を守ればOK)すると、著作権や肖像権の侵害となります。
いかにエロサイトといえども無法地帯ではありません。
すべての動画・画像には著作権・肖像権があり、それを使用するには正しい規約を守る必要があります。
削除要請には必ず応じる
ユーザーアップロード型のエロサイトを運営していると起こりえることなのですが、違法な動画・画像が意図せずにアップロードされることがあります。
すべて見つけて削除する仕組みが構築できていれば問題ないですが、現状それは不可能に近いと思います。
アップロード物の権利者から削除要請がサイト運営者に届くことがありますので、その際は速やかにそのページ・コンテンツの削除を行いましょう。
削除要請を放置していると最悪訴えられたり、プロバイダーからサイトアクセスを停止されることもあります。
サンプル動画・画像は正しく使う
ASP(FANZA、DUGAなど)から提供されている無料サンプル動画・画像には利用規約が定められています。
その利用規約を守って使用しないと、権利を侵害したとしてASPのアカウントを停止させられることもあります。
無断での改造や規約に定められていない方法での使用はやめましょう。
広告を貼りすぎない
エロサイトを運営する特に初心者の方に多いのですが、空いているスペースに広告を貼りまくるといったケースがあります。
閲覧ユーザーからすると広告ばかりのサイトは単純に見にくくて不快です。
また、近年はGoogleの検索エンジン表示順にページ表示速度が関係しています。
そのため、外部アクセス(広告読み込み)が多いサイトは必然的に遅くなり、検索エンジンからも嫌われる存在となっています。
一番収益が上がりそうな箇所にのみ広告を貼るようにしましょう。
データトラフィックを軽減できる作りにする
エロサイトは一般サイトに比べてデータトラフィック(アクセス容量)が多くなりがちです。
これはエロサイトは文字より画像を多く使用することが多く、画像は文字よりデータ量が多いため1ページあたりのサイズが大きくなることに起因しています。
また、一般サイトを運営するより単純にユーザーアクセス数も多いです。
その相乗効果によってトラフィックを意識していない作りのサイトは、すぐにレンタルサーバーの既定トラフィック容量を超えてしまい、「ページが表示されない」「サーバープランのグレードアップを促される」ことに繋がります。
簡単にできる方法として
が挙げられます。
画像圧縮
これは文字通り画像を圧縮して使用します。
画像には人間の見た目ではほとんどわからない無駄なデータが含まれています。
そこの部分を削除して画像サイズを軽量化することでページサイズを下げることができます。
画像フォーマットの変更
画像フォーマット(WebP、JPG、JPEG、PNG、GIFなど)によって画像サイズは異なります。
基本的な画像サイズの順番は重いほうから順に
PNG > JPG、JPEG > WebP > GIF
となります。
画像フォーマットをサイズの小さいものを使用することでページサイズを下げることができますが、画像フォーマットには一長一短があり、目的に即したものを使用するのが望ましいです。
特に意識せずに使用するならすべてWebPにするのがおすすめです。
具体的な画像圧縮方法と画像フォーマットについて詳しく知りたい方は下記で詳しく説明していますのでご覧ください。
AI生成物の取り扱いには注意する
近年はAIによるディープフェイク動画、生成エロ画像によるサイトが増えてきています。
AI生成に使用する元動画・画像にはすべて著作権があり、それを元(入力)に作成したAI生成物を公開した場合は著作権違反に該当する可能性があります。
しかし、AIが生成した物(出力)には著作権は適用されません。
生成AIは、自身が作成した物を元に次々と新たに作成していくので、AIが学習した証明(著作物との間に類似性や依拠性があるかどうか)は大変難しいものになります。
そのため、AIによる著作権問題は国際的にも議論の対象となっています。
相互リンク先に注意する
エロサイト業界では、エロサイト同士の横のつながり(アクセスを送り合う)が重視されている文化(傾向)が存在します。
アクセス数が少ないうちは少しでもアクセスが欲しいので、違法サイトや詐欺サイトかどうかを詳しく判断せずにそのサイトへのリンクを貼ってしまうことがあるかもしれません。
ただでさえ少し危ないイメージがあるエロサイトで問題になるサイトと関係を持ってしまえば、閲覧ユーザーはすぐにいなくなってしまいます。
相互リンクを結ぶ際は、相手先サイトが健全に運営されているかどうか一度見てから判断するようにしましょう。
個人アップロードものの取り扱いには注意する
近年は個人でエロ動画・画像を撮影して海外サイトで公開しているケースが増えています。
個人で撮影しているものを取り扱うこと自体に違法性はありません。
こちらでは、撮影者が風営法などの許可を取得しているかどうかは判断のしようがないためです。
問題になってくるのはその内容についてです。
個人で撮影されたものはそのほとんどが無修正で公開されています。
無修正の動画・画像を取り扱うことは、その動画・画像へのリンクだけ(リーチサイト)であっても違法ですので、十分に注意する必要があります。
エロサイト運営には守るべきことがたくさんある
いかがだったでしょうか。
ここまでいくつかエロサイト運営に関する重要ポイント、法律、注意点をご紹介しました。
エロサイトは無法地帯と思われていますが、実際はそうではありません。
これは一般サイトにもいえることですが、サイトをインターネットに公開することは意図せずとも不特定多数に公開することと同義です。
そこには最低限守るべき法律・モラルが存在しており、健全なサイトを運営するよう心がける必要があります。
正しい知識を持って健全なエロサイトを運営しましょう。